Leisure&Resorts World Corp. (LRWC) は、さらなる事業拡大に向け、株式発行を通じて最大18億5000万PHP (3320万ドル) を調達する計画だと発表した。
このフィリピンのゲーム会社は、最大6億9120万株の普通株式を発行する許可を株主から得ていると述べた。承認された購読料は、30取引日のボリューム加重平均価格に5%のプレミアムを加えたもので、LRWCによるとPHP 2.68になるという。
同社によると、BingoPlus製品の発売以降、力強い成長が見られ、株価の上昇に貢献したという。
株式発行で調達した資金は、技術基盤のさらなる強化や事業の全般的な拡大を支援するために活用される。
「今後も改善に努め、ステークホルダーの皆様への利益の最大化を図ってまいります。」とLRWC社長のAndy Tsuiは述べた。
LRWCは、フィリピンが国内のiゲーミング市場を拡大する中で、今年初めにオンラインビンゴを提供する最初のライセンスを与えられた。ビンゴは米国で最も人気のあるバーティカル市場の1つである。
同社はモバイルに詳しい顧客にアピールするため、4月下旬にブランドを刷新した。当時、同社はBingoPlusが同社の主要な収益源の一つになると予想していた。
LRWCの第3四半期の売上高は前年同期比491%増の29億PHPだった。ビンゴやその他の電子ゲーム、カジノ事業が伸びた。
同四半期のEBITDAは、前年同期の1億1100万PHPに基づく損失から5億6000万PHPへと黒字に転じた。
フィリピンはアジアで初めて国内市場向けにiゲーミングを合法化した国となり、2020年末に最初のライセンスが発行された。
COVIDが同国の陸上事業からの収入を大幅に減らしたことを受けて、Philippines Amusement and Gaming Corp.は収益の拡大を目指していた。当初、このライセンスはカジノ運営者がVIP顧客にオンラインで賭けを提供するためのものだった。これはその後拡大され、同国のeカフェ運営者もオンラインで賭けを提供できるようになった。また、VIPに限定されなくなった。